喧嘩板作文コンクール

1七ヶ岳登山口
2017-10-28 21:02:15
ID:U8UZWYoc

先生に作文を提出してください。
お題は『喧嘩』です。


[編集]
2天狗
2017-10-28 21:03:41
ID:RQbqqQz6

喧嘩

言い争うこと。です。

3ハイエナの眼光◆9p72yHOrgQ
2017-10-28 21:08:41
ID:SeMwl0O2

喧嘩 祭り祭り祭り祭り舞い降りるか飛び立つかの分岐ひたすら分岐運命的な程に分岐せよ分岐せよ
火も水も華も能わず狂喜乱舞されど悲嘆傲慢なれ傲慢なれ傲慢なれ傲慢なれ
打たれる石穿つ穿つ穿つ水が穿つ水が穿つ破壊的な天罰が頂点に至るまで似合えど似合えどされど敵わず

4黄色人種
2017-10-28 22:19:11
ID:iKAFeod2

『喧嘩』

僕がその単語を目にしたのは、世に生まれ落ちて十年も経つ頃、ちょうどスパゲティーを茹でている時だった。
無論、初めて見たわけではない。けれど、インターネット上でその二文字を見るのはあの時が始まりだった。
それが今の僕の始まりと言ってもいいし、そうじゃないとも言えるだろう。
けれど、最初、まるで僕の脳裏に電流が走ったかのような衝撃を受けたことは確かであるし、これからも忘れることはできないだろう。
「喧嘩」、僕は初めて耳にする英単語を復唱するみたいに呟いた。
瞬間的に、僕は乾ききった砂漠を歩く旅人の幻影に囚われた。
そして陽炎で歪む人影は、確かに僕の方へ歩を進めていた。
互いの表情が見える距離にもなると、たまらず僕は「君は誰だい」と問うた。
旅人はわずかに顔をしかめて、「僕は君だよ」と答えた。
「君は僕」
「その通り。分からないのかい」
「だって、顔が違う」
僕は何かの『しるし』みたいに、自分の額をとんとんと叩いた。
「それはそうだ」と旅人は言った。「今の君とは違う」
僕は特段彼の素性に興味があったわけでもないから、「何をしているんだい」と話を変えた。
「歩いているんだ」旅人はそれが当然みたいに答えた。
「どうして」
「探していたんだ」旅人は言った。「僕の「渇き」を満たしてくれるもの」
「それは水だよ」
「あるいは」と旅人は言った。「でももう見つけた」
僕は飼い主に甘える犬みたいにくるくると回ってみたが、どこにも水は見当たらなかった。
僕はわずかに嘲笑を込めて、「水なんてないよ」と言った。
「水じゃない」
「だったら何なんだい」
「君はもう見つけているはずだよ」と旅人は言った。「「僕」の渇きを満たしてくれるもの」
僕ははっとして、ほんの少し前自分の脳裏に走った電流を思い出した。
「「僕」が見つけたものはオアシスか、あるいは蜃気楼かもしれない」旅人は言った。「けれど、今の「君」は潤いで満たされている。それだけで僕の旅には意味があったと言えるさ」
それから旅人が消えて、甲高いキッチンタイマーの音に耳を叩かれるまで、僕はずっと立ち尽くしていた。
ピピピピという極めて機械的な音を止めた時、スパゲティーはすっかりストラコッタになっていた。
けれど、不快感はなかった。

何故なら、僕はそれ以上の潤いで満たされていたからだ。


(『出逢い』編 終了)

名前:

メール欄:

内容:


文字色

File: